経済同友会のソーシャルビジネス

企業の視点として、経済同友会からもソーシャルビジネスについての提示がなされている。

経済同友会は、2010年に「市場を活用するソーシャルビジネス(社会性、事業性、革新性)の育成 ―日本的市民社会の構築に向けて―」[i]を公表した。ソーシャルビジネスの定義については、経済産業省の定義を受け継ぎ、「社会的課題を解決するために、ビジネスの手法を用いて取 り組むものであり、①社会性、②事業性、③革新性、の 3 つの要件を満たすもの」と定義した上で、ソーシャルビジネスこそが新しい希望であると述べその将来的発展に期待を寄せている。

 

[i] 経済同友会,「市場を活用するソーシャルビジネス(社会性、事業性、革新性)の育成 ―日本的市民社会の構築に向けて―」,2010年